小説・トラペジウム

トラペジウムはアイドルグループ、乃木坂46に所属する高山一実さんが執筆された小説です。
話題になっていることを知り、購入に至りました。
女子高生がアイドルを目指すというのが物語なのですが、構成が非常に面白いと感じました。
主人公の東ゆうが東西南北の高校から一人ずつ選びアイドルグループを作り、少しずつ仕事を貰えるようにもなるのですが、そこに待っていたのは自分が考えていた理想とは違うもので仲間同士での衝突も起きてしまったりとリアルな部分を描いていると思いました。
この小説の面白いところは実際にアイドルをしている高山さんがアイドルを題材にした小説を書いているというところにあると感じました。
読みながらもこれは実際にあったことなのだろうかと考えさせられたりするシーンが多くあり、小説でありながらそこから感じ取れる要素が数多く存在するように感じました。
また、ところどころに入ってくる毒のあるような言葉使いが非常に面白く、読んでいてこんな表現方法があるのかと感心させられることもありました。
この小説を読みきったときに思ったのは次の作品の題材はどうなるかという点であり、発売された際には購入し、ぜひとも読んでみたいと感じています。