知識ゼロからの世界史入門〈1部〉近現代史

著者は、「菊池陽太」です。

この本は、近現代の世界の歴史について詳しく書かれている本です。中学や高校時代に世界史を学んでこなかった人にもわかりやすく説明されていました。

西暦でいえば、1800年ごろから現代までの歴史で、丁度、「植民地帝国主義」について書かれていました。アヘン戦争や日本の開国、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦についての原因やきっかけについて詳細に説明されていました。

本の最初の方は、各列強が植民地にしているアジア・アフリカの国々について、世界地図を色分けで表示されていました。イギリスやフランスがかなりの多くの地域を植民地として所有していたのが印象的でした。特に、イギリスは、1800年代から戦後にかけて、カナダ、オーストラリア、インド、バングラデシュ、パキスタン、マレーシア、ビルマ、シンガポール、エジプトや南アフリカなどのアフリカ諸国といった国々を植民地として、世界の国々は、ほとんど「大英帝国」で成り立っていました。

第二次世界大戦では、「大英帝国」に加えた「フランス帝国」と「アメリカ合衆国」と、植民地の少ない日本、ドイツとの戦いなので、どう考えても日本とドイツが敗北してしまうとわかってしまいます。そのあたりの説明も詳しく説明され、世界の歴史に興味を持てるような構成になっていました。

また、現代史は、冷戦や朝鮮半島情勢、アイルランド・北アイルランド情勢、冷戦の崩壊、9.11テロなどについても触れられて、自分も分からなかった歴史の経緯がわかりやすく解説されていました。