2019

「ああ・・・今日も一日がはじまる・・」と、視線を泳がせていると中吊りが目に留まりました。それがこの本を読むきっかけだったのをよく覚えています。夏の暑さと冷房の挟み撃ちで自律神経をやられた私は、回らない頭でこの本の事を考えていました。  この本への第一印象はなんといっても「スタンフォード」です。非常に難しそうだと感じていたのか、その日の帰りに購入したにもかかわらず、すぐ読みませんでした。ビビったのです。しかし、自律神経不調の影響で深刻な睡眠不足だった私は、しぶしぶ読み始めました。しかし、これが予想外に読みや... Read More

トラペジウムはアイドルグループ、乃木坂46に所属する高山一実さんが執筆された小説です。 話題になっていることを知り、購入に至りました。 女子高生がアイドルを目指すというのが物語なのですが、構成が非常に面白いと感じました。 主人公の東ゆうが東西南北の高校から一人ずつ選びアイドルグループを作り、少しずつ仕事を貰えるようにもなるのですが、そこに待っていたのは自分が考えていた理想とは違うもので仲間同士での衝突も起きてしまったりとリアルな部分を描いていると思いました。 この小説の面白いところは実際にアイドルをしてい... Read More

著者は、「菊池陽太」です。 この本は、近現代の世界の歴史について詳しく書かれている本です。中学や高校時代に世界史を学んでこなかった人にもわかりやすく説明されていました。 西暦でいえば、1800年ごろから現代までの歴史で、丁度、「植民地帝国主義」について書かれていました。アヘン戦争や日本の開国、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦についての原因やきっかけについて詳細に説明されていました。 本の最初の方は、各列強が植民地にしているアジア・アフリカの国々について、世界地図を色分けで表示されていまし... Read More

ピアノコンクールを、予選から決勝まで、順を追って描いた作品は、 小説であれ、映画であれ、テレビであれ、多くありません。 その中で、「蜜蜂と遠雷」は、コンクールの緊張感や、難しさを良く描いており、 まるで、プロ演奏家のエッセイのような「みずみずしさ」があります。 主な登場人物は4人。 風間塵(かざま じん) 16歳 栄伝亜夜(えいでん あや) 20歳 マサル・カルロス・レヴィ・アナトール 19歳 高島明石(たかしま あかし) 28歳 風間は、正規の音楽教育をほとんど受けていない、孤高の天才。 栄伝は、幼いこ... Read More