今流行りの豪華列車の数多くをデザインした水戸岡鋭治というデザイナーをご存知でしょうか。 岡山県生まれのイラストレーターでありデザイナーの水戸岡さんは、縁あってJR九州関連の様々デザインを行っています。 九州新幹線の「つばめ」や豪華列車「ななつ星」は彼の作品です。 どうして列車のデザインをすることになったのか、デザインする上でのお話などがこの本には詰まっています。 列車をデザインする、と言ってもそれは単に外装をデザインするだけではありません。 人が座る椅子、揺れる際に手が触れる手すりや荷物置き場など、様々な... Read More

私が最近読んで面白かった本としましては、「気にしない練習」であります。 普段日常で何かしら人から言われてその一部分だけ異様に気にしたり、または、その言葉が原因で自暴自棄に陥ることはあるハズです。 そんな方のためにオススメしたいこの「気にしない練習」であります。 人から何を言われようが気にしない心を手に入れた瞬間にそれまで、他人の言われる一言一句に非常に敏感になっていた方々につきましても、この一冊を読むことで心が浄化されて心が洗われるような感覚になると思います。 また、私がこの本を読んで自分自身を振り返って... Read More

成長期に親の都合でアメリカに移り住む姉妹、この小説は妹が語り手になっていて、それはつまり著者自身です。  姉妹の会話は日本語が中心ですが、そこに英語が混ざってくるので、生きた英語にあまり触れてない私には読みづらいのですが、こういう環境で育った人達にとっては、こういう話し方のほうが楽なのだと思います。 この本を読むと、二か国語が楽に話せるようになっていいとか、アメリカで学生生活が送れるなんてうらやましいなどと思うのは、意味のない幻想だと気づきます。ふるさとと呼べるほどアメリカにはなじめないけれど、日本に戻っ... Read More

「ああ・・・今日も一日がはじまる・・」と、視線を泳がせていると中吊りが目に留まりました。それがこの本を読むきっかけだったのをよく覚えています。夏の暑さと冷房の挟み撃ちで自律神経をやられた私は、回らない頭でこの本の事を考えていました。  この本への第一印象はなんといっても「スタンフォード」です。非常に難しそうだと感じていたのか、その日の帰りに購入したにもかかわらず、すぐ読みませんでした。ビビったのです。しかし、自律神経不調の影響で深刻な睡眠不足だった私は、しぶしぶ読み始めました。しかし、これが予想外に読みや... Read More

トラペジウムはアイドルグループ、乃木坂46に所属する高山一実さんが執筆された小説です。 話題になっていることを知り、購入に至りました。 女子高生がアイドルを目指すというのが物語なのですが、構成が非常に面白いと感じました。 主人公の東ゆうが東西南北の高校から一人ずつ選びアイドルグループを作り、少しずつ仕事を貰えるようにもなるのですが、そこに待っていたのは自分が考えていた理想とは違うもので仲間同士での衝突も起きてしまったりとリアルな部分を描いていると思いました。 この小説の面白いところは実際にアイドルをしてい... Read More

著者は、「菊池陽太」です。 この本は、近現代の世界の歴史について詳しく書かれている本です。中学や高校時代に世界史を学んでこなかった人にもわかりやすく説明されていました。 西暦でいえば、1800年ごろから現代までの歴史で、丁度、「植民地帝国主義」について書かれていました。アヘン戦争や日本の開国、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦についての原因やきっかけについて詳細に説明されていました。 本の最初の方は、各列強が植民地にしているアジア・アフリカの国々について、世界地図を色分けで表示されていまし... Read More

ピアノコンクールを、予選から決勝まで、順を追って描いた作品は、 小説であれ、映画であれ、テレビであれ、多くありません。 その中で、「蜜蜂と遠雷」は、コンクールの緊張感や、難しさを良く描いており、 まるで、プロ演奏家のエッセイのような「みずみずしさ」があります。 主な登場人物は4人。 風間塵(かざま じん) 16歳 栄伝亜夜(えいでん あや) 20歳 マサル・カルロス・レヴィ・アナトール 19歳 高島明石(たかしま あかし) 28歳 風間は、正規の音楽教育をほとんど受けていない、孤高の天才。 栄伝は、幼いこ... Read More

私の部屋は、恥ずかしながらごみ屋敷の一歩手前でした。いやごみ屋敷だったかな? そこら中に服の山(洗ってるか洗ってないか判別不能)、書類、雑誌、本が無造作に散らばっていました。 衝動買いが大好きで、当時無駄な買い物が多かった私は、新品未開封の洋服や靴が山盛りの服の下敷きになって、利用しなかったのもたくさんあります(笑) それからわたしはリラックマにはまっていたので、リラックマグッズ(主にぬいぐるみなど)も散乱していました。 私は唯一足場のあるスペースで寝たり、くつろいだり、ご飯を食べたりしていました。 ただ... Read More

ジャック・ヒギンズの「鷲は舞い降りた」は非常におすすめできる傑作冒険小説です。第二次世界大戦を舞台に、ヒトラーの命令を受けたドイツの特殊部隊の精鋭メンバーたちが厳しい状況をくぐり抜けながら、イギリスのチャーチル首相を誘拐するという大胆不敵なミッションに挑みます。 まずその作戦遂行のディティールが非常に詳細かつ緻密で、困難な試練に立ち向かう彼らのかっこよさに打ち震えることができるのがこの作品のシンプルかつ最大の魅力だといえます。 イギリスとドイツの戦争は非常に多くの作品で題材にされています。 例えば現代のI... Read More

フィリップ・K・ディックといえば実に多彩な作品があり、それぞれが有名かつ名作とされています。 まさにSFというジャンルの伝説的な鬼才といえるでしょうね。そんななかでも「アンドロイドは電気羊の夢を見るか(映画タイトル:ブレードランナー」や「追憶売ります(映画タイトル:トータル・リーコール)」や「少数報告(映画タイトル:マイノリティ・レポート)」といった超がつく名作を超えるほどの作品として推したいのが「高い城の男」です。 映画化はされていませんがAmazonでドラマ化されていて、原作ともども非常にすばらしい内... Read More